平成30年9月からキャノンメディカルシステムズ社製の1.5テスラのMRIを導入し、現在稼働をしております。
A: 画像を得る手段が違います。
どちらも体の断層画像を撮影する装置ですが、最も大きな違いは画像を得る手段です。CTでは“ X線”を使って画像を得るのに対し、MRIは大きな磁石による“ 強い磁場”とFMラジオに使われているような“電波”を使って画像を得ます。そのため、MRIは放射線による被ばくがなく、小児や健常な方も安心して検査を受けることができます。
しかし、強い磁場を使っているため、CTには見られないMRIならではの制限や注意事項があります。
A: 無侵襲または低侵襲で安全な検査です。放射線による被ばくはありません。
目的に応じて優れた画像コントラストが得られます。
骨や空気による悪影響がないため、脳や脊髄などを鮮明に診断できます。
縦、横、斜め方向の断面が得られるため理解がしやすく、また3次元の画像も得意です。
造影剤を使わずに、あるいは最小限の造影剤量で大きな血管に関する情報が容易に得られます。(MRアンギオグラフィ)