ロコモティブシンドローム(ロコモ)をご存知ですか?進行すると、寝たきりや要介護の状態になる危険性が高まります。高齢者だけの病気と思いがちですが、早い人だと40代前後で発症することもあるため注意が必要です。
そもそもロコモティブシンドローム(ロコモ)とは?
運動器の障害によって、移動機能の低下をきたした状態を「ロコモティブシンドローム(略称:ロコモ、和名:運動器症候群)」といいます。骨や筋肉、関節、椎間板などの運動器のいずれか、または複数に障害が起こり、歩く・立つといった動作が困難になる状態です。
症状が進行すると日常生活に大きな支障が生じ、介護が必要となるリスクが高くなります。実際、高齢者が要介護になった原因を見ると、転倒・骨折が全体の2~3割を占め、脳卒中などの脳血管障害と同程度かそれよりも多くなっています。
ロコモの人は、予備軍も含めて4700万人と推測されていますので、介護予防においてはロコモを未然に防ぐことが非常に大切です。
若くても油断は禁物!簡単にできるロコモチェック
私たちは普段当たり前のように体を動かし、運動器の障害に対しても「私はまだ大丈夫」「ロコモは親世代の話」と考えている方も多いです。しかし、油断は禁物です。以下で思い当たる点はありませんか?
- 片脚立ちで靴下が履けない
- 家の中でつまずいたり滑ったりする
- 階段を上るのに手すりが必要である
- 横断歩道を青信号で渡りきれない
- 15分くらい続けて歩けない
- 2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難である(1リットルの牛乳パック2個程度)
- 掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど、自宅でのやや重い仕事が困難である
上記のような状態にひとつでも当てはまるものがあれば、ロコモティブシンドロームの可能性があります。スムーズにできない動作がある方は注意が必要です。
元気なときからロコモを防ぐ取り組みを
骨や筋肉の量はおよそ20~30代でピークを迎えます。40歳頃から衰え始めて、50歳を過ぎた頃から急激に低下し、60代以降には手足や腰を動かしにくく感じるようになりますが、いつまでも自分の足で歩き続けるためには、運動器の衰えを防ぐ心がけが重要です。
骨や筋肉は何歳になっても鍛えることができるため、40歳前後からのロコモ対策も決して早すぎるものではありません。健康寿命は自分で延ばすという意識で、今日からロコモ対策に取り組みましょう。
千葉県袖ケ浦市の田部整形外科では、患者様のお悩みに親身になって対応し、生き生きとした生活を取り戻すお手伝いをいたします。広々としたリハビリ室や牽引器、治療器などの設備も充実しているため、安心してリハビリや歩行訓練に専念していただけます。「いつもと違う痛み」を感じたときは、袖ヶ浦の田部整形外科にご相談ください。
袖ヶ浦でリハビリをご検討中なら田部整形外科へ
医院名 |
医療法人社団蔵和会 田部整形外科 |
住所 |
〒299-0245 千葉県袖ケ浦市蔵波台5丁目19-7
|
電話番号 |
0438-62-4155 |
URL |
http://www.tabeseikei.com/ |
業務内容 |
千葉県の整形外科 田部整形外科は、腰痛、ひざ痛、スポーツ障害の治療やリハビリに最善のプランをご提案いたします。治療・リハビリテーションに使用する設備も厳選していますので、安心して治療・リハビリに専念していただけます。その他、骨粗しょう症や慢性的な肩の痛みにお悩みの方など、お気軽にご相談ください。 |
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