いつまでも健康で長生きしたいというのは多くの方の願いでしょう。しかし高齢化に伴い、介護を必要とせずに生活できる「健康寿命」と「平均寿命」に大きな差が生じています。
袖ヶ浦の整形外科・リハビリテーション科田部整形外科が、健康寿命をテーマにお話しします。
健康寿命とは?こんなにもある平均寿命との差
「健康寿命」という言葉をご存知でしょうか?健康寿命とは、健康に問題がない状態で日常生活が送れる期間。つまり、介護を受けたり寝たきりになったりせずに、自立して生活できる寿命(年齢)のことです。
厚生労働省が発表した健康寿命の2016年推計値によると、男性の健康寿命は72・14歳、女性は74・79歳です。同年の平均寿命(男性80・98歳、女性87・14歳)と健康寿命を比べると、男性は8・84年、女性は12・35年の差があります。これは、介護や支援を必要とする期間が、平均で約8~13年もあるということです。
日本人の平均寿命は世界的に見ても高いですが、多くの人が人生の締めくくりの段階で、日常生活に支障のある状態となっている現状があります。
健康寿命と平均寿命に大きな差があるのはなぜ?
健康寿命と平均寿命には、なぜこれほどまでに大きな差があるのでしょうか。
健康寿命を縮める要因、すなわち要支援・要介護になる要因の大半は、転倒・骨折・関節疾患などの「運動器障害」です。運動器とは、骨や筋肉、関節、神経などが連携して体を動かす仕組みのことです。この中のひとつでも障害が起こると、体はうまく動かなくなるのです。
運動器障害により移動機能の低下をきたした状態は、ロコモティブシンドローム(ロコモ)と呼ばれ、日常生活で介護が必要となる方が増加しています。高齢者は日常生活のちょっとした転倒がきっかけで、身体機能に深刻な影響を及ぼすケースも多いです。特に骨粗しょう症になりやすい女性は、転倒で骨折するリスクが高く、そのまま寝たきりの状態になる場合もあります。
健康寿命を延ばすには元気なうちから介護予防を
運動器障害による要介護状態は、健康寿命と平均寿命の差を広げている最大の要因であり、本人だけでなく家族など周囲の人にも大きな負担となります。
特に、骨粗しょう症による骨折は寝たきりにも繋がり、健康寿命を縮める大きな要因です。寝たきりになると日常生活の動作が困難になり、認知症やうつ病を患うリスクも高くなります。症状が起きてからでは改善が難しくなるため、元気なうちから介護予防を意識した生活を心がけたり、病院で治療を開始したりすることが大切です。
いつまでも健康に過ごすためにも、体に気になるサインがあれば内科や整形外科でお早めにご相談ください。
袖ヶ浦の整形外科田部整形外科では、患者様のQOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)向上を考えた治療とケアをご提案します。運動療法や温熱・電気治療などの物理的な療法、日常生活の動作における指導など、個人に合わせたリハビリプログラムも提供しています。整形外科・リハビリテーション科をお探しの方、骨粗しょう症やヘルニアでお悩みの方は田部整形外科へご相談ください。
袖ヶ浦で整形外科をお探しの方は田部整形外科まで
医院名 |
医療法人社団蔵和会 田部整形外科 |
住所 |
〒299-0245 千葉県袖ケ浦市蔵波台5丁目19-7
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電話番号 |
0438-62-4155 |
URL |
http://www.tabeseikei.com/ |
業務内容 |
千葉県の整形外科 田部整形外科は、腰痛、ひざ痛、スポーツ障害の治療やリハビリに最善のプランをご提案いたします。治療・リハビリテーションに使用する設備も厳選していますので、安心して治療・リハビリに専念していただけます。その他、骨粗しょう症や慢性的な肩の痛みにお悩みの方など、お気軽にご相談ください。 |
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